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libbyy

知られてい

きと同様だった――流砂がすべての痕跡を消し去っていた。つかのまわたしは、おびえきったあまり悍ましい物体をなくしてしまったことを、やや残念に思った――しかしいまはなくしてよかったと思っている。なくしたおかげで、わたしはいまでさえ、自分の体験したことすべてが幻想であると信じこむことができる――とりわけ、わたしが切に願っているように、あの地獄じみた深淵が絶えて発見されることがないなら。
 息子のウィンゲイトは、調査をやめて一緒に帰国することには応じなかったが、七月二十日にわたしをパースまで運んでくれ、リヴァプール行きの汽船が出港する二十五日まで、わたしのそばにいてくれた。わたしはいまエンプレス号の船室で、問題のすべてについて、気が狂いそうになるほど長時間考えこんでいるが、少なくとも息子にだけは知らせなければならないという決心はついている。この問題を公表するかどうかは、息子の判断にゆだねよう。
 万一の場合に備え、既に散乱した状態でるような背景について、この要約をまとめているので、これからは、あの恐ろしい夜更年期中醫調理、わたしがキャンプから離れているあいだにおこったと思えるものを、できるだけ簡潔に記そう。
 あの夜わたしは、北東の地域にむけられる、あの恐怖まじりの不可解な記憶の衝動によって、一種やみくもな情熱をかきたてられ、神経を高ぶらせたまま、凶《まが》まがしく冴《さ》えわたる月の下をとぼとぼ歩きつづけた。そこかしこには、なかば砂に隠された、いいようもない忘却の太古から残されている、原初の巨石が見えた。
 この悍《おぞ》ましい荒野にわだかまる恐怖と無量の歳月とが、これまでになかったほどわたしをおびやかしはじめ、わたしはといえば、気が狂いそうになる夢、夢の背後にある空恐ろしい伝説、当地の原住民や健營營養餐單鉱夫の抱く砂漠と彫刻のある石にかかわる恐怖とを、考えこまずにはいられなかった。
 しかしわたしは何か薄気味悪い場所にむかうかのように、とぼとぼ歩きつづけた――困惑させられる想像、強迫観念、擬似記憶にいやましに悩まされた。息子が空から観察したような、石塊のならびのありうべき輪郭のいくつかについて考え、それがどうして、不気味でありながらも懐《なつ》かしく思えるのかと、不思議に思った。何かがわたしの記憶の掛金をはずそうとしている一方、別の未知の力がしっかり閉ざそうとしていた。
 風はなく、青白い砂漠は、凍りついた波のように、もりあがったり、窪んだりしていた。目的地などなかったが、わたしは運命に支配された確信をもっているかのように、一途に歩きつづけた。夢が現実の世界にあふれだしてしまい、砂に埋まる巨石が、人類誕生以前の巨大石造物の果しない部屋や回廊の一部であり、長いあいだ〈大いなる種族〉の捕われの精神として暮したことからあまりにもよく知っている、さまざまなシ健營體重管理
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